この記事では、2016年08月26日に公開された映画「君の名は。」の動画はどこで見れるのか?また映画の情報やあらすじ、キャスト、レビュー、予告編動画、DVD&Blu-ray情報などを紹介します。
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映画「君の名は。」の作品データ
作品名:君の名は。
監督:新海誠
脚本:新海誠
製作会社:CoMix Wave Films, TOHO, KADOKAWA, jeki, AMUSE, voque ting, Lawson Entertainment
配給:情報なし
公開:2016年08月26日
上映時間:107分
映画「君の名は。」のあらすじ
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
映画「君の名は。」のレビュー&見どころ(評価・ネタバレ・感想)
映画,com Amazon Prime TMDB
金曜ロードショーの録画で観賞。公開当時はなぜ大ヒットしたのか理解できず、あまり楽しむことができませんでした。今回は落ち着いて久々に観ましたが、背景と音楽の絶妙な組み合わせに魅了されました。新海監督が得意とする背景の作画は美しく、新宿のような見慣れた都市や星空の中を落ちる彗星がとても綺麗でした。そこで流れるRADWIMPSの挿入歌も爽快で、全体的に爽やかな雰囲気で楽しめる点がヒットした要因ではないかと考えました。ストーリーは震災をイメージしたものになっており、特に東日本大震災や福島原発事故の影響を受けているように感じました。日本では地震や台風などの災害が多いですが、そんな状況でも一緒に団結して乗り越えてきました。これらの経験を基に彗星などのファンタジー要素を盛り込みつつ、ハッピーエンドへの繋ぎ方が上手かった点が、共感できるメッセージ性が強くなっている印象を受けました。気になった点としては、三葉と瀧が入れ替わったタイミングがわかりずらかった所です。声優の演技で何となく伝わってきましたが、それでもどこで入れ替わったのかあまり理解できませんでした。他にも、登場人物の台詞や行動もツッコミ所が多く、「そこまでやるか⁉︎」と何度も思ってしまいました。様々な意見はありますが、美しい絵や爽やかな音楽だけでも楽しめます。軽い気持ちで観ることをおすすめします。
男女の入れ替わり設定、時間のズレ設定が加わる、恋愛ファンタジー系映画。ファンタジーで、タイムスリップ的要素もあるが、災害モチーフになっており、そこからくる喪失感、消失感、現実味が、スパイスになって、侘しくて切ない世界観を強調していく。絵面はとてもキラキラしててキレイ。隕石が衝突してる大災害だけど、死体は出てこない。壊れたものは出てくるが、汚いものは一切出てこない。作品の中に出てくるアイテムのうち、組紐、糸、米、酒は、日本の伝統文化の象徴、シンボル的なもの、神事的なものとして登場し、時空を超える広い世界観である一方で、日本という狭い土地に、根差した世界観でもあるように描かれている。日本を背負ってる感じのアニメになっているので、それが世界的に評価されているのは、素直に嬉しい。自分がいいなあと思うのは、主人公2人が、互いを覚えておこうとするのに、結局は徐々に忘れていってしまう所。第一に、名前を忘れてしまうことが、この作品では強調して描かれているが、名前だけでなく、出来事であったり、思い出であったり、感情であったり、声であったり、人間は、忘れたくない事も忘れてしまう。伝統も、繋いで行くこと、受け継いで行くことを意識的に継続していかないと、すぐ忘れたり、廃れたりしてしまう。ロストテクノロジーといって、たとえば日本刀は、生産が全盛期だった頃のような日本刀は、今の時代では二度と作れないらしい。外国にもそういう事はあって、たとえば有人宇宙船は、人はかつて、月まで行ったはずなのに、開発が予算の都合で廃れてしまった今、再び月に行く技術はゼロに戻ってしまい、すぐには人を、月には送れないらしい。これだけ科学が発展しているのに。人類史的な面だけでも、色々考えさせられるが、人間的、個人的な面でも、結構考える余地があって、学生の頃好きだった人の声は、もうほとんど覚えていない。幸いにも、思い出や出来事は覚えているが、声の再生再現が脳内でできないのは、とても侘しいもので、残念な気持ちになる。「君の名前は?」と尋ねられるだけ幸せなことだよ。鑑賞後の余韻がとても良かった映画だ。また観たい。
新海監督はよくこのような物語を思いついたなあと思う。様々な想い、特に割り切れない思いなど人のそのほとんどは満たされない想いの積み重ねかもしれないが、どうしても恋愛だけは嘘がつけなくなってくる。嘘のない思いを自分自身で感じたとき、やはり涙が流れてしまうのだろうか?ほしのこえ (2002年)まだ見ていない雲のむこう、約束の場所 (2004年)この作品で監督は「サユリを救うのか、世界を救うのか?」どっちが大切なのかということを考えた。これは形を変えて「天気の子」によって着地した。秒速5センチメートル (2007年)この作品で監督は純粋さの根源を小学生まで引き下げて考えたのだろう。問題は距離だった。幼さ故に感じるどうしようもないこと。これをロケットに見立て、距離と時間によって壊れるはずのない純粋な恋愛感情の崩壊を描いた。星を追う子ども (2011年)ここでは死というもの 誰も何もできないこと それを何とかできないかと考えることこれらを古事記 神話、超古代文明をファンタジーでまとめた作品仕方のないこと でも受け入れられないことが描かれている。言の葉の庭 (2013年)これもまた恋愛になる。主人公の成長を伴いながらも、これもまた失恋という形で終わった。さて、監督にとって恋愛とは多種多様的でありながらも、嘘だけは付けないものでありそれほど人の心がはっきりとするのもない題材なのだろう。どれだけ想ってみても、ダメな場合どれだけ二人が盛り上がっても、ダメになってしまうこと当時それが本人の一番のことであるにもかかわらず、決して叶わないこともたくさんある。この苦しさや切なさを彼は描き続けてきた。恋愛にこそ真実がある。恋愛以上に自分の本当の想いを知ることができるものはないのかもしれない。監督がそのダメになる過程をいくつか描き出し、そうしてこの「君の名は」でようやく二人の想いを出合わせた。その過程は長かったし、様々な試行錯誤があっただろう。終わり方はたくさんあって、物語を失恋にしたい場合はとても簡単だろう。しかし、その恋愛を成就する場合、そこには登竜門のようなことがあり、その苦難を乗り越える必要がある。それはまさに奇跡であり、恋愛を信じることができるなら、この奇跡はどんなことであっても信じる人に受け入れられるのだろう。さて、、この作品の不思議さは、まるで二つのエンディングがあるように描かれていることかもしれない。当然伏線はあるし、岐阜県に出掛けなければパラレルワールドに行かずに何事もなく終わる。記憶も消えていくのだろう。登竜門のひとつ 忘却しかし瀧は出掛けた。展覧会で見たあの写真の場所へ。そして瀧である理由まだ出会う前に会いに来た三葉 この時間差という概念がとても効果的かつ不思議さが漂うところ。隕石の落下はすでに起きてしまった出来事で、その少し前に始まった三葉と瀧の入れ替わり。瀧にとって、あの日電車で出会った三葉の夢から、入れ替わりが始まった。おそらくそれは彗星のあとのことで、現時点で三葉はもういない。そしてその事実を岐阜県で再確認した。登竜門2 諦める簡単なことだ。瀧のその思いは、奥寺先輩とデートした日以降、一度も入れ替わりが起きていないことだった。できたことができなくなった。最初の一歩は三葉からだった。それが来なくなったのは、単純にいなくなったからだろうか?そもそも最初からいなかったんではないか?瀧の頭には様々なことが思い浮かんだのだろう。しかし彼は思い出す。三葉の片割れの口噛み酒彼は見事に登竜門を潜り抜けた。でも記憶がなくなってしまった。この最大のピンチあれから5年の歳月ここに忍ばされた時間による崩壊の罠 秒速5センチメートルしかし「ずっと誰かを探していた」「僕らなら出会えば必ずわかる」この想い。失恋する場合のケースをフォーム化し、それを落とし穴に設定主人公が罠にはまりながらもそれを乗り越えていく先にようやく手にしたもの。そこにあるのは紛れもない心の真実で、嘘のかけらもない。これだけの仕掛けを用意するために長い時間をかけて作り上げられた作品。文句のつけようのない作品素晴らしかった。ところで、久しぶりに会った奥寺先輩の薬指に光るリング様々な説が飛び交っていた。藤井司この事実は、またどこかの作品で明らかにしてほしかった。
身体が入れ替わってしまったら⁉︎実は入れ替わっているのが別の時間だと分かる、ってカレンダー見れば判るだろう!かなりのツッコミどころ。隕石が落ちて街が壊滅している事が判り、主人公が身体が入れ替わる少女を助けようと奮闘する。前半は入れ替えコメディ、後半は隕石落下から人々を守るシリアスな展開。入れ替わってたのが時間がズレていたのはちょっとね。
ネタ的にはかなり手垢の付いている男女の入れ替わりネタだ。そこは攻めても仕方がないと思う。エンターテイメントだし、初めて男女の入れ替わりネタを見る人たちにとっては忘れられないものになると思う。同時間じゃないのが、工夫だと思う。そういう意味で時間のリアリティーが高まった男女の入れ替わりものだと思う。曲と絵が良かったね。オオカミが出てくる作品をさんさん劇場で見たのが、新海誠の初めてです。そのときはまさか、宮崎駿の次をとるような方になるとは思いませんでした。アニメ界をこれからも支えてください。
日曜日、レイトショーなのに座席は6割がた埋まっていた。もはや社会現象化したと言えるのだろう。そういう自分も、レビューの異常な評判のよさに惹きつけられて、観に来た。感想は、「体感する映画。いや体験する映画」か。とにかく観て欲しい。そして観終わってから感じるであろう、なにかの縁(えにし)とか、運命のつながり。映画風に表現するなら、組み紐でからまった「誰かとつながっている感じ」を体験して欲しい。おすすめの映画だ。映画館を一歩でたら、すれ違う人と目が合ったり、歩いている自分の姿が窓に映ったりするだけで、何かの意味を感じてしまう。確実に、観る前とは違う自分がいる。こんな体験、子供の頃に『スーパーマン』を観て以来か。日常から切り取った風景も、ちょっと足を伸ばせばどこにでもありそうでいて、極限まで磨き上げられた景色。日本のどこにも無い。無いから自由にストーリーを飛躍させられる。でも確実に日本のどこかにある風景。実写では撮れない映画だろう。新海誠の才能に素直に圧倒された。新しい夏映画の定番に化けていきそうな新海アニメ。もろ手を挙げて歓迎したい。========以下ネタバレ========・残念だったことおばあちゃんおんぶはリアリティない。実写だったら、俳優の体力的に断念せざるを得ないシーンだろう。奥寺先輩は、かなり非現実的なキャラで、長澤まさみも苦労しただろう。もしくは長澤が大根なだけか…全体的に、東京側の登場人物にリアリティが薄かった。瀧のキャラ造型が弱かった。三葉の周辺は生い立ちまで深く考えられているのに。三葉が神職である必要があったのか。奇跡を演出するのに、一発で理解できる説得力は生まれるけど。その割りに、神とか生命とかそういう描写が限りなく薄味に仕上げられている。音楽は、世代の違いだろうか、私には響かなかった。むしろうるさいほどに感じた。・良かったこと息をのむほど美しい風景。市原悦子の説得力はさすが。「結び」の言い伝えは、この作品の重要なキーワードで、あれ以上切ったりつまんだりできない。展開の面白さ。最後まで綺麗につながっていくお話しの魅力と、誰にでも共感できる説得力。
久しぶりに自然とぐっとくる、涙が出る映画でした。物語は難しすぎず笑える要素もありながら、少しだけドキドキハラハラしながら進みます。後半、胸が締め付けられる苦しい場面が出てきます。そしてラストのシーン、観る側の希望通りになって欲しいと、思っていたのはわたしだけではないはず。今年一番の映画でしたし、ここ10年でも上位にくる映画だと思いました。ただ、挿入歌だけは好みはあるかもしれません笑
リクエスト上映していたので、数年ぶりに視聴。この映画の物語は現在いくつかのVODで見ることができるが、あえてお金を払い、映画館の大きなスクリーン、音響で鑑賞する価値があると感じた。最初の夢灯籠から始まり、前前前世、スパークル、最後のなんでもないや。スパークルで私は久々に映画館で泣いてしまった。家でいくらでも映画が見れる時代にあえて映画館で旧作を見るのも悪くないと私は思う。
ヒットの要因はラッドウィンプスの音楽を採用したのが1番なのかなと。あとは声優さん達の聞き心地の良い掛け合いと映像の美しさが良かった。まぁ話も面白かった。
初めて見た新海誠作品でした。映像の美しさに目を奪われますが、内容はそこまで感動できるものではありません。
なぜ話題になったのか本当に不思議。性癖が見え隠れしてなんか見ていて小っ恥ずかしくなる
5年ぶりに視聴。キャラクターアニメーションの不自然さ、セリフの臭さ、要点の掴みどころのなさ、設定の破綻が目立って感じられた。とはいえ、流星群が落ちるシーンの音楽や絵の美しさは趣深く、映画史に残る名シーンだと感じる。このシーンを見るためだけにあると言っても過言ではない映画だ。また、時間を神の啓示とした上で巻き起こる群青劇はよくできているなと感心させられるばかりである。当時のような新鮮さはないにしろ、質の高い映画だと思う。この質の高さは細かく雑な部分も大きくみた時に綺麗映るように調理する類い稀なる演出力にあるのだろう。映画は全体の雰囲気を楽しむべきだという観点でいうならば素晴らしい作品である。5.0 人生観を変えられる名作、宝物のような映画4.5 何十回と見返したい傑作、何年経っても思い出せるほどの感銘を受けた映画4.0 複数回見返したい秀作、自信を持ってお勧めできる映画3.5 見返すほどではないがとても面白い良作、観る価値がある映画3.0 所々ツッコミどころはあるが面白い佳作、観ても時間の無駄にはならない映画2.5 面白くないが最後まで観れる凡作、暇であれば観る価値のある映画2.0 頑張ればなんとか最後まで観れる駄作、観ても時間の無駄となる映画1.5 寝てしまうほどつまらない愚作、作り手を軽蔑する映画1.0 論外、話すに値しない映画
壮大過ぎるファンタジーラブストーリー、新海監督の想像力とそれをものにする実行力に脱帽だ。ただ、一部それはどうかなぁ?と思う展開がないことはない。
新海監督はよくこのような物語を思いついたなあと思う。
様々な想い、特に割り切れない思いなど人のそのほとんどは満たされない想いの積み重ねかもしれないが、どうしても恋愛だけは嘘がつけなくなってくる。
嘘のない思いを自分自身で感じたとき、やはり涙が流れてしまうのだろうか?
ほしのこえ (2002年)
まだ見ていない
雲のむこう、約束の場所 (2004年)
この作品で監督は「サユリを救うのか、世界を救うのか?」どっちが大切なのかということを考えた。これは形を変えて「天気の子」によって着地した。
秒速5センチメートル (2007年)
この作品で監督は純粋さの根源を小学生まで引き下げて考えたのだろう。
問題は距離だった。幼さ故に感じるどうしようもないこと。
これをロケットに見立て、距離と時間によって壊れるはずのない純粋な恋愛感情の崩壊を描いた。
星を追う子ども (2011年)
ここでは死というもの 誰も何もできないこと それを何とかできないかと考えること
これらを古事記 神話、超古代文明をファンタジーでまとめた作品
仕方のないこと でも受け入れられないことが描かれている。
言の葉の庭 (2013年)
これもまた恋愛になる。
主人公の成長を伴いながらも、これもまた失恋という形で終わった。
さて、
監督にとって恋愛とは多種多様的でありながらも、嘘だけは付けないものでありそれほど人の心がはっきりとするのもない題材なのだろう。
どれだけ想ってみても、ダメな場合
どれだけ二人が盛り上がっても、ダメになってしまうこと
当時それが本人の一番のことであるにもかかわらず、決して叶わないこともたくさんある。
この苦しさや切なさを彼は描き続けてきた。
恋愛にこそ真実がある。
恋愛以上に自分の本当の想いを知ることができるものはないのかもしれない。
監督がそのダメになる過程をいくつか描き出し、そうしてこの「君の名は」でようやく二人の想いを出合わせた。
その過程は長かったし、様々な試行錯誤があっただろう。
終わり方はたくさんあって、物語を失恋にしたい場合はとても簡単だろう。
しかし、その恋愛を成就する場合、そこには登竜門のようなことがあり、その苦難を乗り越える必要がある。
それはまさに奇跡であり、恋愛を信じることができるなら、この奇跡はどんなことであっても信じる人に受け入れられるのだろう。
さて、、
この作品の不思議さは、まるで二つのエンディングがあるように描かれていることかもしれない。
当然伏線はあるし、岐阜県に出掛けなければパラレルワールドに行かずに何事もなく終わる。
記憶も消えていくのだろう。
登竜門のひとつ 忘却
しかし瀧は出掛けた。展覧会で見たあの写真の場所へ。
そして瀧である理由
まだ出会う前に会いに来た三葉 この時間差という概念がとても効果的かつ不思議さが漂うところ。
隕石の落下はすでに起きてしまった出来事で、その少し前に始まった三葉と瀧の入れ替わり。
瀧にとって、あの日電車で出会った三葉の夢から、入れ替わりが始まった。
おそらくそれは彗星のあとのことで、現時点で三葉はもういない。
そしてその事実を岐阜県で再確認した。
登竜門2 諦める
簡単なことだ。
瀧のその思いは、奥寺先輩とデートした日以降、一度も入れ替わりが起きていないことだった。
できたことができなくなった。
最初の一歩は三葉からだった。
それが来なくなったのは、単純にいなくなったからだろうか?
そもそも最初からいなかったんではないか?
瀧の頭には様々なことが思い浮かんだのだろう。
しかし彼は思い出す。三葉の片割れの口噛み酒
彼は見事に登竜門を潜り抜けた。
でも記憶がなくなってしまった。
この最大のピンチ
あれから5年の歳月
ここに忍ばされた時間による崩壊の罠 秒速5センチメートル
しかし「ずっと誰かを探していた」
「僕らなら出会えば必ずわかる」
この想い。
失恋する場合のケースをフォーム化し、それを落とし穴に設定
主人公が罠にはまりながらもそれを乗り越えていく先にようやく手にしたもの。
そこにあるのは紛れもない心の真実で、嘘のかけらもない。
これだけの仕掛けを用意するために長い時間をかけて作り上げられた作品。
文句のつけようのない作品
素晴らしかった。
ところで、
久しぶりに会った奥寺先輩の薬指に光るリング
様々な説が飛び交っていた。
藤井司
この事実は、またどこかの作品で明らかにしてほしかった。
気に食わなかったのがその題名です w
しかしひょうんな事から見る気になって、見始めのプロローグと言うべき最初で映像と二人の思いのナレーションがしっかりと噛合っていて、これは本格的に見ようかと。
映像美は圧倒的で、3Dはゲームで進化してるとはいえ、ドラマでの新しい複合映像の在り方を示してるかのようです。
その映像美のお披露目のためなのか、ドラマ内容は過去の数々の名作の発想・名場面を取り上げていますが、これを良くラストまでハラハラドキドキ感で持ち込めた構成力に脱帽します。コピペの時代、やるならここまでやれ!とか意図があるかも知れませんね。
「君の名」、数奇(すき)や橋での誓い。歩道橋でのすれ違いはこれも出すのか!と笑うと共に、二人は気付いて欲しいと時間を超えて半世紀前の見た人の気分になります w
IT時代コミュニケーションの場でのプロフィールはアバターや数字のIDなどで表されますから、知り合った仲での現実でのこういうすれ違いは日常化されているわけです。異性と思っていたら同性だったりとか、表面化されない悲喜劇が起こってるんでしょうね。
出会えて良かった作品です。
デートで見ましたが彼女途中で見ており、これは女性には受け入れられないストーリーかなと思いました。
映像、音楽共に美しく
話も良く纏まっていて
良い作品なのですが…
纏まり過ぎです
転校生、時をかける少女、海が聞こえるなどの
古い青春映画の良いとこ取り感が否めない
男女の入れ替わり物語..。7年振りに2回目の視聴でした。何故か再び観たくなり思わず再生しました。当初、見た時は口噛み酒や過去と現在が交差する物語が難しい内容という印象でした。しかし、もう一度見てみると理解できる年齢になったのか、口噛み酒を瀧くんが飲む意味や、電話が繋がらなかった理由など順を追ってそういう事なのか..! とストーリーを把握出来ました。また自身の話で言うと、大学卒業が決まり、東京から地元へ就職するタイミングでした。なので、大人になっていく過程という意味で、物語とリンクしていて良い時期に観れたと思いました。物語では、瀧くん(三葉)が電車の時刻表をスマホで調べてる時の代々木は総武線各停で乗る、また代々木駅のホームの電車の音楽、作中の新宿ルミネの看板などなど..。日常においてとても馴染みのある光景でした。(笑) これは、東京に住んでみた今だからこそ、理解出来ていて、一つひとつの描写を楽しく鑑賞できているのだと実感しました。(笑)一回目は流し見していた物が、次みた時は描写が浮かび上がって目に入って来る感覚でした。新鮮ですし、面白かったです。また数十年後観たいと思いました。その時はどんな事をしているのか、年齢が変われば見方も変わる作品だと思いました。
たった2時間弱の映画とは思えない内容のボリューム感とキリの良さ
短い時間の中で描くべきところは描き、作品の余白として視聴者の想像の余地を残し省略するメリハリが素晴らしい
最高の作品です
感動しましたが、何点か違和感があった点:
1. 記憶喪失
ストーリーの整合性上、お互いの名前を忘れてしまいがちですが、同行者は名前を覚えてるはずなので、記憶喪失したタイミングで「名前なんだっけ?」と聞けばよかったのでは?と思った。紙に書き留めておくとか。スマホのメモが消えるシーンがあるので、どうしても記憶から消さなければストーリーが成立しない、と解釈しました。
2. 瀧と三葉は3歳違い
結局、三葉は瀧の3歳年上という認識で合っているのか。
あとは感動しました。
有名な作品であるため、様々なレビューが付いています。基本的に高評価ですが、一部の映画評論家気取りが逆張りで低評価付けてますが…、個人的には非常に感動的ながら軽快で見やすいと思います。絵も綺麗で、田舎と都会のコントラストが、三葉と瀧の明確な性格の違いを暗示していて、分かり易いです。
糸守のモデルとなった飛騨高山、諏訪の雰囲気も綺麗です。
細かい事を気にしなければ単純にエンタメ的には良作として普通に楽しめます
ただ純粋に作品として評価するならば正直微妙な内容ですね…
所々の映像美は素晴らしいですが凡作の域を出ない内容に思います
流石に過大評価され過ぎですよ
何でこの作品の評価が高いのか正直わかりません、、
普段今風なアニメはみない人間ですが、予測どおり入り込めませんでした。(最初の男女入れ替わって体を触ってびっくり展開からヲタク系の嫌な予感が的中)
なぜなら、ストーリーは最後まで簡単に予測できてしまい、驚くような展開は無く、アニメ特有の雰囲気だけで進んでいたように思います。ちょっと見ていて恥ずかしかったですし、どの辺りが面白いのかずっとわからずで残念でした。(絵などの技術や音楽の雰囲気は素晴らしい)
あと隕石が落ちるという、恐怖を煽る展開でそこは後半かなり不快でした。(今後の世界で起こりえる可能性があると言われている為)
現代の若い世代やアニメ好きな方にはウケるのでしょうか、、
かなり物足りない中身があまりない作品かと、、
西新宿、新宿駅、新国立美術館、六本木ヒルズ、満員電車、四ツ谷など東京とわかる箇所が鮮明に描かれ、沢山出てきたのは話題性が持てるし面白いと思いました。
雰囲気だけ楽しみたい方向けかもです。
やっぱり名作です。(ネタバレあります。)
うまい具合に忘れた頃にみかえせました。
ですが、また視点が変わるとまた少し違った見え方をしました。
相変わらずストーリーに感動します。作画の申し分なさ、声優さんもバッチリハマっていて、また演出もいいです。絵も綺麗ですね。キャラも可愛いです。
初めて観た当時も感動したような記憶があります。ですが、初めて観た頃はまだ東京の地名や鉄道駅の地名も知らず、位置的にあまり実感がありませんでした。今は当時よりも少し詳しくなり、より実感ができました。中央線快速だったり、JR東日本の発車メロディーだったり、ドアの開閉音、E233系のモーター音、「四ツ谷駅」、「美濃太田駅行き」…、ちゃんと細部も描かれていたのですね(山手線がE235じゃないな)。当時は気づかなかっただけに鳥肌です。
自分も最近ひとけのない所に1人で山道を自転車をこいで登ったり、田舎の駅で下車して、ただひたすら数十キロ歩いたりすることがときどきあります(謎)。ですから、作中で三葉(たき)が山をこいで登っているシーンや三葉(本物)が湖沿いを駆けているシーンの大変さや疲れの度合いは痛いほど伝わってきました。そう考えると、あの大きさの山の頂上をただ目指すだけでも3時間以上かかりますし、ましてや車道を使うとなると確かに日が暮れます。よくできています。考えただけで疲れます。
しかし、何度見てもいざ彗星が落ちると知った時にどう人を動かすか、どう動かすべきだったのかは考察させられます。初めて見た時は別の方法を推していたような気がしますが、今はこれはこれで正解だったのかなとも思います。結局”真”のヒーローは闇雲というのもカッコいいですね。
ただ、この作品が100点満点の評価をつけられなかったのは最後の終わり方のモヤモヤですね。『すずめの戸締まり』や『天気の子』などはスッキリと終わる印象ですが、記憶がないのはもどかしいですね。でもこれはこれでいいのかな…。『秒速5センチメートル』よりはマシか?(笑)
本当は『すずめの戸締まり』をみて見返して、やはり「すずめ」の方が面白いと言おうと思っていたのですが、結局こっちも高評価で差がつきません。結局新海さんの映画でどれが一番好きなのでしょうか?『天気の子』をもう一度みて決めます。別にどうでもいいですが…
新海さんの映画を見終わった後はいつも現実に戻るまでの余韻があります。なんだか別世界に顔だけ浸けて、そこから戻ってきたように(意味わからん)。
また絶対観ます。
映画「君の名は。」の出演(キャスト)